新年明けて1月2日 別れの朝はいつもの通り
びしゃびしゃの水雪が降った朝、
青年が巣(?)立って行きました。
特急や新幹線・在来線を乗り継いで、7時間も掛かる南へ。
ちょこちょこ帰ろうと思っていたようだけど、
コロナ禍の今は、
妊婦・幼児・高齢者のもとに帰省しちゃダメ!と妻に反対されてました。
つわりがひどかった妻と、
成長して重くなってきた息子。
やはり、そばで支えが必要と考え、保留を願い出た時はすでに遅く、
異動の手続きは進んでしまっていたそう。
あの時の落ち込みようといったら、
何があった!?って心配したくらい。
妻や子より自分の道を優先したと思っていたけど、
ちゃんと考えてくれていたんだね。
元々、子煩悩の彼は時間をみては離乳食を作り、
毎朝食べさせて、オムツ替え。
なるべく私たちに負担をかけないようにしてくれたね。
だからこそ、余計にどうして離れることが出来るの?なんて思ったけど。
この約1ヶ月間は今まで以上に気遣って、
通勤前の僅かな時間も息子と散歩をしたり、
妻の代わりにベビー服の洗濯などしてくれたりと、
一生懸命がんばってくれたね。
ぬいぐるみに染み付いた息子の匂いを嗅いでは
「あ~、この匂い」と。
「持ってってもいいかな?」なんて尋ねては、お気に入りだからダメ!と妻に叱られてたっけ。
引っ越し荷物を先に送って、
刻々とその日も近づいてくる。
年の瀬も近づく数日は、物憂げなカウントダウン。
雪かき、ゴミ出し。
手助けしてくれることが多ければ多いほど、この先の不安が沁みる。
2020年の年末寒波。
何度も空模様を見上げては、止んでいると息子と一緒に雪だるまを作り。
ピカチュウ雪だるまなんてものまで仕上げてみたり。
可愛くて可愛くてしかたないって
気持ちが溢れてた。
毎晩、妻に湯たんぽを沸かして、
酸味の効いたオレンジジュースを買ってきたり。
その優しさに「ありがとう」って何度も思ったよ。
クリスマスプレゼントだって、今年はすごく考えてくれたもんね。
2021年1月1日。
一緒に過ごす最後の日。
雪あそびをして、5人で車の中から初詣。
スターバックスコーヒーのドライブスルーに行ったあと、
ギガマックを買うんだって、またまたドライブスルー。
家周りの雪かきをして、お正月っぽく早めのお風呂。
焼肉を食べて、ショコラテリーヌを食べて普段通りに過ごしました。
のんびりした性格で。
ダジャレを言っては妊婦のピリピリした気持ちを丸めたり、
逆にイライラさせることもあったけれど。
笑わせてくれてありがとう。
もう2度と会えないってわけじゃないし、
気づけば、いつも通りに過ごしているんだろうな。
身体に気をつけて。
また会える日までそのままのキミでいてね。
さて、なっちゃん 1歳7ヶ月と12日
今日は何となくだけど「いただきます」と言えましたよ。
夕飯も食べずにスーカスーカお休み中です。
ちびちゃんは妊娠4ヶ月(13週1日)
耳たぶと外耳道ができて、そろそろ音も聞こえているかも、だそうです。
つわりも明けて食欲全開のマリエさんはといえば、
うどんを作ってくれました。
生麩が入って、お正月らしく華やかうどん♪
ごちそうさまです、ありがとう。
幸せは自分で見つけて、
良い1年にしなきゃ!ですね。
これからもお力添えください!よろしくお願い致します。
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