Paris 美しき時代 魅惑のベル・エポック
夏至の今日、やっと梅雨入りした福井市です。
しとしと雨降りでしたが、
日が一番長いとされる夏至の日に行くのも良かろうと、
ずっと観たかった福井市美術館で開催中のベル・エポック展に出かけてきました。
19世紀末から20世紀初頭。
フランス・パリで幾度か万国博覧会が開催され、
新世紀に向かって文明・文化が最盛期となる新しい時代へと変化していった頃。
美術館、駅の建設、地下鉄・エスカレーターの登場、
さらには大観覧車や映画上映など。
首都パリを中心に技術、産業など新しい文化が花開いた、
「美しき時代/良き時代」と呼ばれた約30年間余りの『ベル・エポック』
今回のベル・エポック展は、
時代の流れを象徴する服飾、風景、生活、広告に注目し、
ポスターや風俗画などを多く手掛けたロートレックやミュシャたちの絵画展。
リトグラフ・版画や水彩、デッサン画が中心。
RIVAMARE作品のネームは、ほとんどがフランス語。
以前、「優美なるベル・エポック」という名のピアス&イヤリングを制作したことがありました。
パリの女性たちのファッション感覚や、フランス庭園、街角など。
色使いの美しさや文化には憧れでもあり、インスピレーションそのもの。
そのパリの「良き時代 / 美しき時代」と言われた時代はどんなものかと興味津々。
ルノワールが好きで何度か美術館に出かけたこともありましたが、
リトグラフ・版画とは全く別物。
今回の大衆絵画は、
「これ、書けるんじゃないの?」と、殴り書きとも思えるような作品も多々。
そんな中、際立っていたのはミュシャ!
素晴らしく美しかったです!
繊細で女性らしい曲線、写実的に描かれている花々。
何より、その人物の表情が、ただただ綺麗~♡としか言いようがないくらい。
細やかで華やかさ溢れる描写でした。
ミュシャのポストカードをお土産に購入。
一番好きだった絵のポストカードが販売されていなかったのがすごく残念だったけど(泣)
帰宅後も検索してまうほどに惹かれました。
ミュシャはゴーフルのパッケージも描いていたとか。
復刻盤も出ていたそうです。
素敵だったろうなぁ♡
こちらはどうやらプラハにあるミュシャのステンドガラス。
現代にも通用されるような作風ですね。
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