ワクワク!「Creema×クリムト展」企画 でも実はルノワール♡




クリムト展と銘打って書いているものの、

実のところ私はルノワールが好きだ。




もう25年以上も前、ルーブル美術館のお土産もルノワール画集だった。




有名な作品といえば、

やはり「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」だったり




愛らしいイレーヌ嬢。




「Henriette Henriot」 1876

頬を薄紅に染めて微笑む彼女は画家を見つめているのか

それとも、どなたか心に浮かぶ人を思い浮かべているのか。

ルノワールが描く柔らかな女性像は何とも言えず魅力的。





さて、この春から秋にかけて上野・東京都美術館と

豊田市美術館にて開催されるクリムト展とCreemaのコラボ。




「クリムトの絵画をインスピレーションにした作品を求む」とのこと。

世界絵画好きな私にとって、

この企画はまるで棚から牡丹餅!ワクワクを禁じ得ない。




いやいや、棚から牡丹餅なんてまるで落語のような。

あり得ない話にワクワクはしないけれど。

出産・育児での休店を前にして、一時は諦めたものの、

このような企画に出品しないなんて!




諦めきれるものではなく。

1作品でいいからとデザイナーに頼み込んだ。




『The Kiss Lovers by Gustav Klimt -接吻-』

ウィーン・ベルヴェデーレ宮殿オーストリアギャラリー所蔵




クリムトと聞いてインスピレーションするのは、この作品。

絢爛たる金箔使いと華やかな色彩。

官能性溢れる愛の姿が印象的な作品。




諸説ある中、この男女はクリムト本人と恋人のエミーリエとも伝わっている。




愛に溢れる姿の反面、作品にはどこかしら不安感を漂わせているとのこと。

抱き合う男女の周りは、

美しくたくさんの花が咲いているものの、すぐ横には断崖絶壁のように描かれている。




彼の作品はどれも ”生と死”

相反するものを描いたと評論する声が多いけれど。

実際、クリムトが何をどのように感じていたのか。




黄金のローブを纏った男性に包まれ、

頬に口づけされながら、うっとりとした表情を浮かべる女性の顔を見ていると、

その真意はさておき、ただただ豪華な作風に圧倒されてしまう。




アールヌーボー様式。

繊細なゴールド使いと鮮やかな色の魔法。




独特な色彩とロマンチシズムを具現化したのは、

赤や紫、オレンジ、青といった古典的な本来の色を持つ、輝きに満ちたジェムストーン。




濃く強い彩りは近年ではめずらしくなったカラーストーンたちです。




深紅とも真紅ともつかないモザンビーク産ガーネットや

落ち着いたオレンジ系のヘソナイト/グロッシュラーガーネット。

最も高貴とされる濃い紫が印象的なアメジストのマロン。




強い人気を誇るブルーサファイア

蝶の羽根色や虹色が見えるというラブラドライト

太陽の石カーネリアン

スミレ色のような青紫のアイオライト




ゴールド感を強調するため、フープに通したK14GFボールとシトリンボタン。



ランダムでアシンメトリー。

縦のラインと丸みを活かしたディテールが特徴的なデザインです。




女性を美しく描いたクリムトのように。

身に着けることで、人とは違うセンシュアルな女性らしさを表現してみませんか。




Creema×クリムト展

『The Kiss Lovers by Gustav Klimt -接吻-』

モザンビークガーネット、ヘソナイト、アメジスト、サファイア

ラブラドライト、カーネリアン、アイオライト、シトリン ピアス

https://www.creema.jp/item/7094846/detail



またお立ち寄りください。

とある街角の小さな宝石屋RIVAMARE アラカンマムの日々つれづれ

天然石アクセサリー とある街角の小さな宝石屋RIVAMARE(リーヴァマーレ)です。天然石のこと、日常のこと、大好きなスイーツことなど徒然に綴っています。 2019年5月、令和になってすぐに生まれたナツキくんの成長日記も。 日々いそがしく過ごしつつ楽しいことを見つけていきたいアラカン店主でございます。

0コメント

  • 1000 / 1000