出産後の退院生活 赤ちゃんの初めてのお祝いごと お七夜と命名式
令和に変わった5月が過ぎ、今日から6月。
この時期らしからぬ暑い日もあるけれど、
陽差しを映した新緑は爽やかで、日かげは風が清々しい。
マリエさんが退院して5日。
まだ5日?という感覚。もっと経った気がする。
陣痛室に1日。
その後、このLDRで過ごした8日間。
陣痛室・分娩室・回復室すべて対応可能。
穏やかそうなこの部屋も出産時は医療機器が並び、慌ただしい空気に包まれ、
とてもあの時と同じ部屋だったとは思えない。
ずっと本陣痛が来ない!と言っていたけれど。
退院時の検診で教えられた注意点。
『前駆陣痛と陣痛の違いは紙一重、どこから陣痛開始かを見極めるのは難しい。
特に痛みに強い人は本陣痛に気づかないことも多く、外出先で生まれてしまう危険がある。
トイレ内で息んでしまって生まれてしまうのがその例。しかも経産婦さんは赤ちゃんの道が出来ているから、息まなくても出てしまう可能性がある。
必ず、初産の所要時間が2時間だったことを伝えて、痛さの間隔が20~30分でも病院に行った方が安全。
今回は初産だったからよかったけれど、5センチも開いていると痛み出してからが早い。
陣痛の始まりは子宮口(おしも)から痛み出すこともある。』だそうで。
そういえば、いつも下の方が痛い!と言ってたっけ。
こんなもんじゃないでしょ?とも言っていたけど。
やはり陣痛は起きていたんだ。
でも今回のような強い痛みがなければ、息むことが出来なかったと思う。
今、産褥期(”産後の肥立ち”)のマリエさん。
産後約3週間の「産後の床上げ」まで安静にと言われていますが
子宮収縮の痛みと貧血症状が表れているため、特に気をつけないと。
下腹・腰の辺りの鈍痛が続き、オシッコさえ気張っちゃダメと言われている状態。
青白い顔色が気になるものの、それ以外は元気。
ぐっすり眠れる分、回復も早いことを願う。
私の日々の生活はというと、夜中の授乳のマリエさんと交代で、
日中の赤ちゃんのお世話全般と、
栄養のあるお乳・貧血対処のためマリエさんの食事作りなどのケアで始まり、1日が暮れる。
時間刻みの生活はまだまだ手探り状態。
赤ちゃんを抱っこするようになって腰も痛むけど。
その笑顔の魅力には勝てない。
毎日うれしい驚きや綴っておきたいことがたくさんあるのに。
育児・家事。身体がふたつ欲しいとつくづく思う。
ちょうど1週間前の土曜日。
退院を2日後に控え
赤ちゃんの初めてのお祝事でもある”お七夜”と”命名式”がもうすぐだ!と気づいた。
『出産から7日、生後6日目に』とか、
『生後7日目に』とか両方いわれているようですが。
今は厳密にこの日!と決めなくてもママの退院日頃に
元気に生まれてきてくれたことと、
頑張ったママへの労いを兼ねてお膳を用意してお祝をする。
赤ちゃんの初めてのお祝ともなれば何か思い出に残るものを・・・と、考えると
やっぱり、あのお店しかない!
マリエさんも赤ちゃんもお出かけが出来ないため、折詰になるけれど
普段はそういった形でのお料理は作っていらっしゃらず、全くの特注品。
「これもご縁ですね」とお引き受け頂きました。
お祝い膳に相応しく鯛の尾頭付きや、
5月は端午の節句ということで。
縁起物でもある粽と柏葉を使って
アイデアは「全て頭の中」とおっしゃっていらした通り
今回も突然のことにも丁寧な対応をして下さいました。
粽には昆布〆のお寿司と
柏葉の中からは湯葉巻き。
ミニトマトをくり抜いた中からはカニ身が現われ、
こんな小さいものをくり抜く?!
すごい!と大喜び。
新緑の清々しさと涼し気な印象をくれる蕗の寒天寄せ?など。
青々とした香りが豊か。
いつものことながら繊細な作業で、折詰でも手抜きなし。
どれも皆で感激しつつ、美味しく戴きました!
マリエさんの身体にも心にも栄養になってくれたと思います。
時たま、ブログを読んでくださっているとのことで、
出産翌日に早速御祝のお花をお手配下さり。
花屋さんの提案で「この時期は生花が持たない」ということで。
ずっと枯れないという、とてもいい香りの装花が届きました。
何から何までお世話になり嬉しく思います。ありがとうございます♪
お七夜と共に行うのが命名式。
手書きで名前を書いて。
上手く書けないからヤダ!というサトシくんをさとして。
ナツキです。
穏やかで爽やかな名前がいいというパパの願いを込めて。
リーヴァマーレの作品紹介ブログに戻るまでは
まだ当分、育児日記になりそう。
どうぞヨロシク(*^^)v
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