新生児の寝返り?と おばあちゃんネコのキキ
しとしと。
濡れた紫陽花も時折差し込む光にそろそろ出番と色づき始めた頃。
ナツキくん、生後22日目。
マリエさんの『産後の床上げ』も過ぎ、
毎日の生活のリズムはつかめてきたというものの、子宮収縮の痛みなどまだまだ無理は禁物。
”産後2週間がまず最初の山”だの
”魔の3週間”だのと言うけれど子育てに期間などない。
アラフィフ。いや認めたくないけれど、こんな時にはアラカンと言わせてもらおう。
身体中が筋肉痛。
マリエさんの体調が戻るまでは一緒に頑張らにゃ。
ナツキくんはというと
生後3日目で頭でブリッジをして驚かされたけれど。
12~3日目頃からは
こんなことや、
こんなことなど。
足をぐいーんと持ち上げたり、肩をグイッと引き上げて
あっちにくるん
こっちにくるんと横向き。これって寝返りではなかろうか?
真横になってしまい、オムツを替えられない時もある。
「新生児 寝がえり いつから」と検索すると
それぞれのサイトによって生後3~4ヶ月とか
あるいは5~6ヶ月、7ヶ月頃などの記載がある。
寝返りにはまだ早すぎるね。
ということはこれは赤ちゃんの普通の動き?
それにしても生後数日で腹筋、背筋。ビシバシと脚力の強さ。
オムツを替えつつ、将来はオリンピック選手で金メダルか?!
なんて、親バカとばぁばバカ。
君は大人になったら、どんな道を選ぶのかな。
生まれ立ての若者もいれば
80歳を超えるシニアが2人いる。
2人というか1人と1匹。
猫のキキ16才。
人間の年齢でいうと80歳になるのだそう。
猫に多い腎臓病を患って、毎日の皮下点滴は欠かせないけれど。
1人と1匹はすこぶる元気。
私たちより、ずっとずっとフットワークが軽い。
キキは左利き。
何をするのも左手を使う。
先日「オス猫は左利きが多いんだって!だからキキも左利きなんだね」とタカコさん。
いやいや、キキは女性です。
「えっ?オスじゃなかった?!うそ~っ!」
そんな嘘をついてもしょうがないし。
キキがやんちゃをすると
「女の子がそんなことしちゃダメでしょ!」と怒っていた貴女が、いつからオスだと思ってたの?
以前、タカコさんが目眩で歩けなくなった時、
救急車が来るまでずっとそばについて離れず
具合が悪いとわかるんだと実感したことがあった。
そんな元気な1人と1匹だけど
1匹のほうはナツキくんが帰ってきてからはちょっと様子が変わってきた。
「オギャーオギャー」と泣く子にどう対応していいやら考えあぐねているのか、
赤ちゃんのお世話で、バタバタしている私達を見てせわしなく思うのか。
いつの間にか(猫の年では)私より高齢になってしまっても
キキにとっては甘えられるお母さん。
でも、今はナツキくん中心で自分の居場所がないように思うのか。
一度は膝の上でニアミス。
それ以来、くるくる私の周りをまわっては
膝の上に誰もいないか確認をして上がってくる。
最近では寂しくならないように「キキ」と呼ぶ回数を増やすようにした。
抱っこする時間も作って。
だんだん、ナツキくんとキキとが近しい体重になってきたような。
ナツキくんが泣くのが心配で
遠くからこっそり見ているのを知ってるよ。
遊び相手になれるまで長生きしてね。
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