何となく体調が・・・天気痛??『VOGUE JAPAN』2月号 掲載
昨日の台風最接近。
皆さんはいつもと変わらない体調だったでしょうか?
私やタカコさんはまるで船やエレベーターに乗っているみたい。
ふわふわ浮遊感と軽い目まいでも起きているような・・・
ちょっと気持ち悪っ!
マリエさんは頭痛で、サトシくんはちょいと風邪気味。
なっちゃんはというと、何だかグズグズ。
「台風だし、気圧が低いから仕方ないね」と話していたけれど。
いやいや、どうして
”天気痛” なるものが『VOGUE JAPAN 2月号』に記載されていたとマリエさんが発見!
私の備忘録に
そのまま綴ります。
『VOGUE JAPAN 2月号』より
晴れていれば無条件にハッピーになり、雨や曇りの日はなんとなくダウナーに。
それは気のせいではなく天候とメンタルには密接な関係があり、地球温暖化もじわじわダメージを与えるという。
「女が病む理由は温暖化にあり!?」では、異常気象に揺らがない安定した心身について考察。
天気痛ドクター佐藤純先生が「なぜ女性が気象の変化で体調を崩しやすいのか」について教えてくれた。
男性以上に気象の変化で体調を崩しやすい女性。
事実、佐藤先生の天気痛外来を受診する患者の3分の2は女性だという。
「女性は筋肉量が少なく、気温の影響を受けて冷え症になりやすいことも一因です。
また頭の重さを支えきれずに肩こりや首こりも多く、さらにPMS(月経前症候群)で片頭痛やイライラ、落ち込みなどの精神症状、
40~50代の更年期にはのぼせやほてり、めまい、頭痛などのトラブルを抱えているケースも。
加えて、女性の体はホルモンバランスの変動によって1カ月の中でも体温が1~2%程度上がったり下がったりするので、
男性よりも自律神経が乱れやすく、PMSや更年期の症状が気圧や気温の変化で増幅されるのです。
生理と悪天候が重なると不調になる、というケースも少なくありません」
生理前や更年期の不調があるときは無理をせずに休息をとり、体に負担をかけないタイムスケジュールを組む必要もありそうだ。
・慢性的な頭痛が悩み
・季節の変わり目に体調を崩す
・乗り物酔いをしやすい
・のぼせやすく冷えやすい
・仕事はデスクワークが中心
・中耳炎になった経験がある
・顔がむくみやすい
上記の項目に当てはまる人は、気象の変化で体調を崩しやすいタイプ。
これら、気候変動からくる不調を軽くするためのケア法を伝授している。
・夜の入浴で湯船につかる
・就寝時間、起床時間を一定に
・朝起きたら10分間の日光浴
・必ず朝食をとる
・抗めまい薬は天気が崩れる前に
・適度な運動を続ける
・慢性痛や不定愁訴を放置しない
さらに以下の5つをマスターすれば、気候の変化に動じない強いメンタルに!
(1) 毎日のくるくる耳マッサージで、内耳の血流をアップさせる
内耳と深い関わりのある気象病。
「内耳の血流が悪くなると気圧のセンサーや自律神経に悪影響を与えやすくなります。
マッサージで耳まわりをほぐし内耳の血行を促すと水分代謝が上がり、自律神経のバランスを整える働きも」(佐藤先生)
耳マッサージは、毎日、朝昼晩3回を目安に1カ月続けると体質改善効果もあるそう。
そのほか耳を温めるのも効果的。
ホットタオルや温かいペットボトルを耳に当てると急な痛みや不快な症状も和らぐ。
STEP1: 左右の耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張る。
STEP2: 耳を軽く横に引っ張りながら、後ろ方向に5回ゆっくり回す。
次に両耳を包むように折り曲げて5秒間キープ。
仕上げに手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようなイメージで5回ゆっくり回す。
(2) ハーブや精油のアロマ効果で自律神経を整え、巡りのいい体に
イライラや過緊張など、交感神経優位の状態が続くと痛みや不調を感じやすくなる。
上手に副交感神経に切り替えて気持ちをゆったり解き放つよう心がけたい。
そんなときに活用したいのがアロマテラピー。大人なら女性ホルモンにアプローチする精油がおすすめ。
気圧の変化でむくみを感じたら、水分の排出を促す西洋タンポポやクコの葉、ネトルのハーブティ-。
ジュニパー、サイプレス、ローズマリーの精油を使ってリンパマッサージも。
(3) ビタミンBとミネラルを補い、脳・神経のバランスを整える
自律神経を整えるためには食事も大切。
「まずは朝食をとり体内時計をアジャストすること。体が温まって活動モードになります」
さらに、天気痛を防ぐためにとりたい栄養素も。
「体の代謝を促し脳や神経を正常に保つビタミンB。不足すると疲れやすい傾向がある。
そして体の機能だけでなく心を安定させ、イライラやストレスを軽減する亜鉛とマグネシウム。
貧血だと天気痛が出やすいので鉄分と、その吸収を助けるビタミンCを一緒に補って」
(4) 運動で体温を上げ、首・手首・足首を冷気から守る
男性に比べ、女性は筋肉量が少なく熱を生み出しにくい。
さらにポンプ力が弱いので末端まで血液を巡らせられず冷え症にも。
「ファッション優先になると冬でも薄着になり、血行不良を引き起こしやすくなります。
血流を促して体温を高めにキープすることは痛みの軽減や自律神経の安定にも重要。
特に動脈が体表近くを通る首、手首、足首を冷気から守ることを徹底。
3つの首を温めたら片頭痛や肩こり、首こりが楽になるケースも」適度な運動で筋肉維持も意識。
(5) 副交感神経を優位にする入浴で、入眠スイッチON!
夜の入浴は38~40℃程度の熱すぎず心地よく感じる温度が、副交感神経を優位にし心と体をリラックスへ導く。
頭痛持ちの人は長湯で血管が拡張すると片頭痛が激しくなる可能性があり、逆に交感神経が優位になったり脱水のリスクもあるので10分程度で十分。
好きな香りの入浴剤を投入すると嗅覚から脳に伝わり穏やかな気分に。
夜になっても神経が緊張しっぱなしで睡眠が不安定だと、自律神経は乱れる一方。
忙しくて睡眠時間が確保できないなら、せめて睡眠の質を上げたい。
「そのためには寝る1時間くらい前から明かりを落とす、パソコンやスマホの画面を見ない、刺激や興奮をもたらすものは避けるなどの工夫を」
最も有効なのが入浴。「ぬるめのお湯につかると体は無条件にリラックス状態に。
入浴で上がった体温が下がり始めるタイミングでベッドに入るよう習慣づけましょう」
入浴の最後に、足先にぬるま湯をかけると、体温が下がりにくくなる。
話を聞いたのは……
佐藤 純先生
天気痛ドクター。1958年福岡県生まれ。名古屋大学教授を経て中部大学教授。2005年より愛知医科大学病院痛みセンターにて日本で唯一の「天気痛外来」を開設。『まんがでわかる天気痛の治し方』(イースト・プレス)など著書も多数。
以上。
とりあえず、昨日の私たちの不調は「気のせい」ではなく
どうやら根拠があるものらしいので。
対処できることはして
時間を作って、のんびり過ごすことが一番なのかな。
皆様もくれぐれもお気をつけて!
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