令和元年 11月(亥の月)10日(亥の日) 亥の刻に「亥の子餅」を食すなり


一気に冬に突入した感じがしますね。

大丈夫ですか?

体調がイマイチという方も多いのではないでしょうか?



紅茶はインフルエンザ予防になったり身体を温めてくれるので

柚子やショウガを混ぜたりと、効果UPを兼ねて日々楽しんで過ごしています。

風邪など引かれませんように。



そして、この時期のお菓子といえば亥の子餅。




東日本で秋の収穫を感謝する祭り「十日夜(とおかんや)」に対し

西日本に残る秋の収穫祭「亥の子祭り」「玄猪」「亥の子祝い」



収穫を終え、田の神が山に帰るとされる旧暦10月(亥の月)の亥の日。

亥の刻(午後9時~11時)に穀物を混ぜ込んだ亥の子餅を戴いて感謝する祭りだそうです。



イノシシは多産で子孫繁栄。

無病息災、五穀豊穣を願ってこの時期になるとイノシシの形をしたお餅が店頭に並ぶのだとか。



残念ながら福井市内ではほとんどの菓子店・餅店での販売はなく、あちこち尋ねてみてもそれが何かすら知らない餅店もありました。



福井県は西日本といっても地図の位置でみれば真ん中あたり。

食べ物や文化は東日本と入り混じっているような傾向にあるようで。



例えば

ところてんは東日本の酢醬油(西日本は黒蜜)

お雑煮のお餅は西日本の丸餅(東日本は角餅)

肉まんは東日本の呼び方(西日本では豚まん)

桜餅は西日本の道明寺 などなど・・・



でも、福井では「十日夜」も「亥の子祭り」も、どちらも余り見聞きしないという方が多いかも?しれません。



森八大名閣にはありましたが昨年・一昨年と続けて購入したので、どこか違うお店のものが戴いてみたい。

それもちゃんと穀物が入った亥の子餅。



で、調べた結果。オンラインショップなどでのお取り扱いはないものの

賞味期限2日(発送日を含め)到着日には必ずお召し上がりくださいと、桂離宮を前にする『京都 桂 中村屋』さんからお取り寄せしました♬




こちらは赤きび汁で染めた白玉粉にゴマ・砂糖を混ぜ、くるみやこしあん入りというのが嬉しい。

午後10時に戴きました。




ちょうど同じ頃に店頭に並ぶという「お火焚き饅頭」



この時期、火を焚いて春の息吹を祈るといった京都の神社で行われる神事、

お火焚き祭りに戴く、火炎宝珠の焼印が押されたお饅頭も一緒に送って頂いて。



なっちゃんも亥年生まれ。

子孫繁栄か~♪と思いつつ、幸せを願った1日でした。



とある街角の小さな宝石屋RIVAMARE アラカンマムの日々つれづれ

天然石アクセサリー とある街角の小さな宝石屋RIVAMARE(リーヴァマーレ)です。天然石のこと、日常のこと、大好きなスイーツことなど徒然に綴っています。 2019年5月、令和になってすぐに生まれたナツキくんの成長日記も。 日々いそがしく過ごしつつ楽しいことを見つけていきたいアラカン店主でございます。

0コメント

  • 1000 / 1000