1歳児に気遣ってもらって涙なみだのアラカン
昨日は私が大人げなかったって思う。
深夜まで仕事をして、睡眠不足を感じながらも、
朝は、ほとんどひとりでする育児。
タカコさんが手伝ってくれるけど、やっぱり無理があります。
毎日いろんな成長をみせてくれる、なっちゃんだけど、
まだ1歳だもん。
駄々をこねる時もいっぱいある。
そりゃ誰だって、こねたくなるよね。
オムツを替えるのイヤ
お洋服を替えるのイヤ
お茶も飲みたくない
ハミガキもイヤ
いつもじゃないけど、なんでか昨日はすごく嫌がったよね。
私もちょっとしんどくて。
毎朝、私が早く起きてお世話をしなかったら誰がするの?って
プレッシャーが無くならない。
ほんとならママが中心になって、
私は手伝えばいい、みたいなスタンスでいればいいんだろうけど。
ママは妊娠していない時でも早起きがすこぶる苦手ときてる。
日中はすごく頑張り屋さんなんだけどね。
そんなママに代わって、髪振り乱して、
イヤだーって言う1歳児の着替え・オムツ・離乳食・ハミガキなどに奮闘。
ちっとも言うことを聞いてくれなくて、
「もう、なっちゃんの好きにすればいいよ!」って言っちゃった。
そんなこと言ってもわかるわけないのにね。
ベビーチェアから降ろして、
手ってと口周りを洗ってから、はぁ~っと溜め息。
ふっと壁の鏡を見た時、口角が下がってしまっていて、疲れた顔。
なんて顔してんの?
なっちゃんが可愛くて仕方がないのに、涙が出てきた。
背中や腰が痛くって、動悸がしたり目まいがしたり。
身体がついていかない。
何度、ここに青年がいてくれたらと思うことか。
「孫の面倒みるのは、私なら1時間くらいが限度やわ」同級生の言葉がぐるぐる巡る。
昨日、そんな状態でいた時、
目元にうっすらと涙を浮かべたなっちゃんが、
流し台に立っていた私の太腿の辺りをぎゅーっと抱っこして、トントントンってしてくれた。
「えっ?」
つらいって思っている時に、1歳児がぎゅーっとしてくれるなんて。
誰が言うわけでもなく自分で考えてくれたなんて。初めてしてくれたことにびっくり。
思わず私も座り込んで
「ごめんね、なっちゃん」って、ぎゅーっとしたら、
なっちゃんも、ぎゅーっ。
まだ小さいのに、いつもと違うってわかってくれたの?
どうして感じ取れるの?って、すごく驚きだった。
ごめんね。
いろんなことを見ているんだなって思ったよ。
今朝は自分からお洋服を着替えて、手を洗うって袖口をまくってくれた。
ハミガキだって普通にしてくれて。
いつもはなっちゃんが履きたいっていうスリッパを、私に履かせてくれた。
まるで、昨日と同じようにならないようにって気遣ってくれてるみたい。
なっちゃんの中には小っちゃいおじさんでも入ってんの?なんて思っちゃった。
偶然かもしれないけど。
やさしさが伝わってきたよ、ありがとうね。
笑う門には福来る。
つらくったって、顔だけでも笑顔でいよう。
そしたら、本物の笑顔になるかも。
これ以上、シワは増やしたくないもんね。
なっちゃんとちびちゃんのため、がんばろ、私。
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