心を虜にする魅惑の黄金♡ ついに 7金?!




ガーネットとダイヤモンド K10YG(10金)ネックレスのご注文を頂きました。




美しい深紅のアルマンディンガーネットが揺れて、

それに付随しているダイヤモンドもゆらゆら揺れるネックレス。

オリジナルデザインのジュエリーです。




ハートカットも愛らしく、

これまでピンクトルマリンやアクアマリンなど。

まるでスイーツを選ぶように、ご希望の石で承っている作品。




キラキラ✨ きらきら✨

透明感もカッティングも美しいジュエルたち♡




こちらはハンドメイド作家のマリエさんではなく、

ジュエリー職人シュウさんの出番。




手作りの工具のみならず




様々な加工機械も導入して。




鏡を見るのが楽しくなる♪

お喜びいただけるジュエリーを仕上げてくれます。




今回、話していて驚いたのは

「先日ね、若い女性がリングを修理して下さいっていらしたんだけどね。

 それが7金だったんだよ!」

「7金?!ついにそこまできたの?!」というのが第一声! (*_*;




エルドラド(黄金郷)とか、ゴールドラッシュとか。

いにしえより、多くの人やトレジャーハンターを虜にしてきた黄金の輝き。




その歴史は紀元前6000年とも3000年とも言われていますが、

とかく気の遠くなるほどの時間をかけて、

装飾品や貨幣として採掘されきました。




ツタンカーメンのマスク

黄金文化のインカ帝国

国王が婚約者に贈るはずだった結納品を載せたスペイン沈没船の埋蔵金




日本にだって金閣寺や、

マルコポーロが示したであろう中尊寺金色堂など。




歴史ロマン溢れるストーリーの中には、たくさんの金が登場します。

でも、金もこのままだと

20年程で枯渇してしまうだろうという調査結果が出ました。




純金K24(24金)は、純度が高いため柔らかく、

熱に弱かったり、傷がつきやすいという弱点からジュエリー向きとは言えず、

銀や銅を混ぜて強度を高めたりしています。




K18(18金)やK14(14金)・K10(10金)というのは、金と合金との割合の違い。

純金K24を100%とするなら、K18は18/24(75%)

75%が金で、残り25%が銀や銅といった具合です。




最近では金が高騰していることや、

加工しやすいという点からK10(10金)までの流通が多くなってきました。




イエローゴールドなどは金・銀・銅で出来ています。

まるでオリンピックのメダルのよう!




ちなみに、この ”K” は ”金” という意味ではなく「karat」カラット。

純度を表す単位です。

ダイヤモンドなど宝石の質量としてよく聞くカラットですが、スペルは「carat」

ややこしいですが、ちょっぴりの豆知識として。




そんな中、職人のシュウさんが初めて見た7金!

修理用という8金を見たことはあったというものの、

リングで7金。

これはもう金と言えるのだろうかという疑念さえ浮かぶ。




とはいえ、金でなくても素敵なアクセサリーはたくさんあるし、

そもそも ”装飾品” とは身を飾るもの。




それを着けることによって幸せだわ~と思えたなら

そんなに心躍ることはない。



https://www.elle.com/jp/fashion/shopping/g195847/fba-pearlnecklace13-0626/



かのガブリエル・シャネルが愛用していたパールネックレスもイミテーションパール。

彼女のファッションへの情熱は、それまでの業界を一新させたとか。




もちろん本物も同時に着用していたそうですが、

自分の好きなカラー、自分スタイルが一番。




7金リングをお持ちの女性も、

大切だからこそ修理に来られたのでしょう。

その1品に出会えたことこそ幸せですね。




子供の頃に買ってもらったオモチャの指輪は、

当時の自分には大切な宝物だった。




きらきらした思い出です。




ジュエリーボックスに埋もれてしまうような物ではなくて、

「大切にします」とおっしゃっていただけるようなアクセサリーをお届け出来たら嬉しいです。

とある街角の小さな宝石屋RIVAMARE アラカンマムの日々つれづれ

天然石アクセサリー とある街角の小さな宝石屋RIVAMARE(リーヴァマーレ)です。天然石のこと、日常のこと、大好きなスイーツことなど徒然に綴っています。 2019年5月、令和になってすぐに生まれたナツキくんの成長日記も。 日々いそがしく過ごしつつ楽しいことを見つけていきたいアラカン店主でございます。

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