真夏の夜 川の字に寝ころんでペルセウス座流星群 観測
パッケージのネズミとウサギが気に入ったのか
黄色が好きだったのか
なっちゃんが「きゃっは~は~、ははぁ!」と初めて大笑いした日♪
ペルセウス座流星群が多く流れるというので
昨夜遅く、サトシくん、マリエさんと空を見上げてみた。
ずっと上を見ていると首が痛い。
「シートを広げて寝ころんで観よう!」
んっ?そこまでするの?なんて思っているうちに
若い2人はてきぱきと自宅の駐車場にシートを広げ、蚊取り線香を点ける。
「さ、いいよ。のんちゃんはこっち」と、シートを2枚重ねてくれて。
枕がわりの丸めた新聞をマリエさんから渡されて
「蚊取り線香の煙きてる?」
まだまだ日中の名残で横になるとあったかい。
いつの間にか猫背や肩も丸まっていたのか背中が伸びない。
たまに固いところで横になるのもいいもんだ。
ごろんごろんごろんと川の字。
空に向かって手足を伸ばすと
ふわっと足を触る空気がひんやり。
3人して手足を空へ。
目が慣れてくると星がたくさん見えてくる。
「あれって、夏の大三角形?」
「いや、もっと大きかったような気がするけどなぁ」
「こっちのはカシオペアだっけ」
「1年前はたしか六呂師高原に行ったんだよね?」
「ハンモックで寝ころんで、ソフトクリームが美味しかった♪」
満天の空だったという。
「ハンモック欲しいね」
「ハンモックって幾らくらいするの?」アスファルトの上に寝ころんだまま他愛ない会話。
マリエさんと2人の時はちょっと怖くて車の中。
結局、空は全然見えなくて
青年がいると安心だわ、と心で思う。
「どの方向に流れるの?」
「あっ!今、流れた!!」
「来年はなっちゃんも並んで観たいなぁ」
タカコさんはとっくに夢の中だからね。
頭上いっぱいに広がる星空
なんてことない天体観測だけど幸せに思う夏の夜。
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