百日祝 お食い初め 祝いの宴はやっぱり料亭「丹巌洞」
令和元年8月29日
なっちゃんが生まれて100日、あの日からちょうど100日。
令和元年5月21日 午前3時08分生まれ
この頃はどちらかと言えばサトシくん似かな。
100日経った今はというと
今までと違う態勢が好きなのか
それとも天井ばかり見ていた時と違って、見える景色が面白いのか。
首も座ってきて、うつ伏せ大好き♪
成長のしるしだね。
ボンバーヘッドはまるでパイナップルか学園ドラマの伊藤くんか。
ますますそのヘアスタイルに磨きがかかる。
さて、そんななっちゃんの百日祝 お食い初めのお祝い
親バカ、ばぁばバカ、ボスばぁばバカが揃いも揃ってメロメロなわけで。
場所はやっぱり丹巌洞さんだよねと、すぐに話が決まる。
丹巌洞さんへのお出かけはいつも特別感をくれる。
考えると「丹巌洞」という名前は私が物心つく頃から耳にしていた。
もう半世紀ほども前になるだろうか。
父が接待で出かけて
そうそう行けるところじゃないと話していたのを思い出す。
どんな所だろう?
緑濃い森の奥。足を踏み入れたらどんな世界が広がっているんだろう?
小さかった私にとって
あの森は立ち入ってはいけない異世界か、はたまたそれは桃源郷か
非現実のようで、近くを通る度にただ眺めては好奇心だけが膨らんでいた。
社会人になり、社長・重役方からほんの数度だけど「丹巌洞」と耳にした時
私は記憶の中の大きな森に佇むような感覚に包まれた。
それが縁あってマリエさんの神前式・披露宴を挙げることになったり
なっちゃんの御祝をすることになるなんて。
彼岸の父が知ったらなんて言うだろう。
「丹巌洞でするのか?!」と驚くだろうな。
いや、一番驚いているのは私自身かもしれない。
あの不思議な森が異世界でも桃源郷でもなく
今では身近で心落ち着く場所になっているのだから。
さて、今回は百日祝 お食い初め
ちゃんと御祝をして記念の写真をたくさん撮らねば!
普段なら自分達で撮影するところだけど、今度ばかりは私達もなっちゃんと共にフレームに収まりたい。
何処か写真館で記念撮影をしようか
調べてみても、どこも一辺倒の写真ばかり。
せっかく丹巌洞さんの素晴らしいお庭があり、祝い膳も用意されているというのに
ただ写真館のスタジオやイスに座って笑顔を作るだけだなんて。
挙式披露宴の時のようにそのシーンを残したい。
目に付いたのがドット・グラフさん。
マリエさんの2つ上、同じ高校出身の女性カメラマン。
ギャラリーを拝見すると、かしこまり過ぎず
ご家族が自然のまま写っている様子に温かさを感じる。
尋ねると幸いにも出張して撮影をしてくださるという。
丹巌洞さんにもお伝えして
お食事が始まる1時間前に撮影開始。
雨降りが続いていた中、その日は朝から差し込むお日さま。
よかったね、緑の景色の中で撮れるよ。
主役が赤ちゃんだけに目線を合わせたり笑顔を収めるのも大変そうだけど
そこは流石にプロ、手際よく進んでいく。
普段からカメラばかり向けられているなっちゃんはというと
時に、しかめっ面でカメラ目線になることも。
いつか
なっちゃんもお食事に来た時にはこのお庭を走り回るのかな、そんな思いで見つめる。
今年は朝夕の冷えが早かった8月末
それでも日中は蒸し暑さが残り、少し汗ばんできた。
20分程で外の撮影を終え、冷えた室内での撮影。
お座部で寝床を作って下さっていたり
バウンサーを準備して下さる温かいお気遣い。
おかげでゆっくり撮影やお食事が出来ます。ありがとうございます。
この日の御食事は昨年10月に神前式を挙げたお部屋。
皆さんにお揃い頂いた幸せなひと時に心が戻る。
百日祝 お食い初め祝い膳
30cmを優に超える鯛の尾頭付きや
長寿を意味する亀の器に入った紅白のなます。
鯛の焼きは翌日、鯛めしとなって食卓を飾り。また幸せなひと時。
お赤飯や、
蓮根・海老・昆布など縁起の良い食材で作った煮物
ご縁良く、蛤のお吸い物に相生(相老)結びがおめでたくありがたい。
しわが出来るまで長生きして欲しいと願いを込めた梅干しや
足羽神社の「歯固めの石」やお守りまでご用意下さって。
皆がすご~いと言った祝い膳
お会計で知る、これだけの御膳で3,500円とはこれまたビックリ!
調べてあった百日祝 お食い初めのやり方通り、長寿を願って年長者から。
可愛くてしょうがないボスばぁば満面の笑み!
そして同性であるサトシくん。
我流でマリエさんや私も。全員で御箸をなっちゃんの口元に。
「歯固めの石」にも箸を当てて、なっちゃんの口・歯茎に。
直接、石をなっちゃんの口に寄せるサトシくん、それ違うって!
飲み込みそうで怖い!!
そんな様子もパシャッ!
「一生食べ物に困りませんように」
「丈夫な歯が生えてきますように」願いを込めて。
さて、羽織袴のロンパースから普段着のアニマルスタッフ柄にお着換え。
頑張ったね♪
一生に一度。
ひとつひとつの御祝を大事にしてあげたいという私達の願い。
たくさんの人に囲まれて、なっちゃんには訳がわからないだろうけど。
大きくなったら「こんなんだったんだ」と思ってくれるかな。
ミルクを飲んで満腹 背中トントン。
撮影終了。
当日中に数枚の見本写真をLINEで送って下さって。
迅速な対応にうれしい驚き。
生き生きとした緑の中や
習わしに副って行う行事に自然な笑顔。
その瞬間を残して下さって嬉しいです!お願いしてよかった。
自分達だけでは、きっと「暑いから写真止めてお部屋に入ろう」となっていたろうと思う。
百日祝の数日前はあちこちが大雨で
お庭の一部も冠水して、この場所に行くことが出来ないんだそう。
まるで水鏡のように写る景色が綺麗。
こうして見るとどこか異国の雰囲気も漂う。
帰る時はいつも夢から覚めるような
門をくぐり出た瞬間に俗世に戻ったような感覚になる。
またすぐにでも伺いたくなる料亭。
やはり、この森は私にとっては桃源郷なのかもしれない。
丹巌洞 0776-36-2668
ドット・グラフ https://dotgraph.info/
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